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個人のブログです。

「ネットでおもしろいことやりたい」人にこそ読んでほしい、「広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門」

 

LINEの谷口マサトさんから、この度上梓された「広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門」をいただきました。

 

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門

 

 

この本の著者の谷口Pさんは、「ライフ・オブ・パイ」という作品の広告なのになぜか大阪の虎ガラのおばちゃんが登場するという記事広告を作り大ヒットさせた伝説のプロデューサーさんです。

 

 

この伝説のヒット作を生み出した谷口さんが、どういうフレームワークで企画を考えているかについて事例をもとに紹介されていて、流行りの「コンテンツマーケティング」や「ネイティブアド」について知りたいマーケティングや広告に携わる人には必読の一冊だと思います。「広告なのにおもしろい」「広告なのにシェアしたくなる」は弊社内でもいちばん大事にしている部分なので非常に共感できました。

 

一方でこの本は業界人に向けてだけ書かれたものではなく、ネットでおもしろいことをやりたいクリエイターに向けて書かれた本ということがわかります。

 

第1章の「コンテンツを作る仕事は未知の領域」にはこう書かれています。

 

これらの仕事を通じて感じるのは、SNSのように面白いものをみんながシェアできるツールが進化・浸透するのに伴い、ネット用にオリジナルコンテンツを制作する機会は確実に増えているということです。

 

そうしたニーズに応え数々のヒットコンテンツを生み出される一方でこうも書かれています。

 

しかし増え続ける要望に対応すべく、協力者を探していて気づいたのは、この領域にはまだプレイヤーが少ないという事実です。
 逆に言えば、いま参加すれば活躍しやすい領域なのです。

 

まさにその通りだと思いました。「ネットで話題になりたい」という企業は多いものの、どうしたらネットユーザーに評価されるか、そしてバズを起こせるかを知っているプレイヤーはまだそれほど多くありません。先日のブロガーズフェスティバル2014でも、そういった企業から求められる(仕事依頼が来る、書籍化できる)ようなブロガーを目指すのもひとつの出口だという話をさせていただきました。

 

 

というわけで、ネットが好きで、文章などの創作活動が大好きで、「ネットで読まれる文章を書きたい」「ネットでおもしろいことをやりたい」という人にこそ読んでほしいと思った一冊でした(個人的にはこの分野はYouTuberではなくブロガーが強いと思ってます)。

コンテンツの作り手を増やしていきたいですね。

 

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門